メルセデス・ベンツ G63 AMG (W463)

今回、ご紹介致しますのはメルセデス・ベンツ G63 AMG(W463)です。

メルセデス・ベンツのGクラスは古くからのクルマ好きからは「ゲレンデヴァーゲン」とも呼称されるが、
「ゲレンデヴァーゲン」の呼称の由来はドイツ語で「オフロード用のクルマ」という意味から。
ゲレンデヴァーゲンの歴史は1979年から始まっており、元々は軍用車両として企画され生まれたことから始まる。

2023年現在も基本コンポーネントは発売当初のゲレンデヴァーゲンから変わっておらず、
40年以上マイナーチェンジにマイナーチェンジを重ねて改良され長らく生きながらえており、
その背景からゲレンデヴァーゲンはまるでシーラカンスのようなクルマであるとも言える。

今回ご紹介するクルマは2017年式 W463型のG63 AMGです。現行型はW463A型ですが、
この「W463型がイイ」という声も多く、Gクラスの中でも非常に根強い人気を誇るモデルでもあります。
そしてそのW463型のトップモデルとも呼べるG63 AMGはメルセデス・ベンツのクルマの中でも、
特に選りすぐりのエクスクルーシブなモデルの製造及びモディファイを担当するAMG社が手掛けたモデル。

G63にはAMG社の自社開発製造を受け持つオリジナルエンジンであるM157型エンジンが搭載されている。
M157型エンジンはV型8気筒5.5リッターのツインターボエンジンで同時期のSL63 AMG(R231型)にも搭載されているもの。
こちらは544馬力/77.5kgmの大パワーを誇る強力なエンジンなのだ。しかもSL63(R231型)に搭載されている、
M157型エンジンよりも5馬力ほどパワーアップしているのが特徴だ。

今回施工させて頂いたG63 AMGは珍しい純正塗装のサテンブラック。

以前の記事にも書かせて頂いたことがありますがサテン等の艶消し塗装は美しく維持するのが難しいという側面があります。
通常、ツヤがあるペイントは多少傷がついても磨いたりすることで見えなくしたり誤魔化したりすることはできるのですが、
艶消し塗装は構造上、磨く事ができないのです。

なぜなら艶消し塗装の性質として表面に細かな凹凸を発生させて光を乱反射させることで艶消しに見せてるからなんですね。
つまり磨いてしまうとそのマットペイントを成している凹凸が除去されることになり艶が出てしまう=磨くことができないので、
「磨いて誤魔化したりするのはできませんよ」というのはそういう事柄故なのです。

当然、普通のツヤあり塗装のように基本的にワックスがけしたりできないのもまた艶消しならではのことでしょう。
触った際の手垢ですらツヤが出てしまいますから艶消しは非常にデリケートで気を遣うペイントなのです。

そんなクルマにこそXPELのペイントプロテクションフィルムの「STEALTH(ステルス)」を強くお勧め致します。
予めマットペイントの上にステルスを施工しておくことで元のマットペイントの風合いを損なうことなく、
マットペイントを生活傷や飛び石から保護できますし、気軽に洗車したりすることが可能になります。

そんな特殊な塗装がされているオリジナリティあるクルマだからこそ気に入って
ついつい乗りたくなってしまうでしょうし、キズから守りたいクルマ、貴方にとって大切にしたクルマにこそ、
XPELのペイントプロテクションフィルムを選んではいかがでしょうか。